比較・選び方

ホームページで集客できない理由|予算と期間で決める打ち手

ホームページで集客できない理由|予算と期間で決める打ち手

「ホームページを作ったのに人が来ない」「広告とSEO、どっちが先なの!」と迷っていませんか?

すべての施策を同時に進められるだけの予算と時間は、たいていの会社にありません。

この記事では、集客できない本当の理由、3つの手段、成果までの時間、予算に合う選び方を解説します。

限られた予算で集客を始める方が、どの手段から手を付けるかを決められるようになります。

集客できない理由は、集客の手段を決めていないこと

ホームページは来た人を受け止める受け皿で、人を連れてくるには検索、広告、地図検索とSNSのような集客の手段が別に必要であることを示した図
ホームページは受け皿で、人を連れてくる手段は別に要る

ホームページは、来た人を受け止める受け皿です。人を連れてくる手段は別に必要で、そこを用意していないと、公開しても何も起きません。

集客できないと悩む会社の多くは、サイトの出来ではなく、この手段を決めていないところでつまずいています。先に、人を連れてくる手段を1つ決めることから始めてください。手段が決まれば、サイトのどこを直すべきかも見えてきます。

ホームページは、公開しただけでは見つからない

公開すれば検索から人が来る、という思い込みが最初のつまずきです。検索で見つけてもらうにも、広告を出すにも、それぞれ別の作業が要ります。

「集客できるサイトを作ります」と言われて作ったのに人が来ない、という相談は珍しくありません。話を聞くと、集客の作業が契約に含まれていないことがほとんどです。

見積を見直し、公開後の集客に何が含まれているかを確かめてください。

先に決めるのは、予算と時期の2つ

原因を十数個並べても、優先する順番がなければ動けません。先に決めるのは、月にいくら使えるかと、いつまでに結果が要るかの2つです。

この2つが決まれば、選べる手段は自然に絞られます。あいまいなまま施策を並べると、全部に手を出して全部が中途半端に終わります。

月に使える金額は経費から逆算でき、結果が要る時期は事業の状況で決まるものです。紙に2行書くだけで、判断が変わります。

SELF CHECK

今の状況にいちばん近いのは、どれですか。

ホームページの集客手段は、3つに絞れる

ホームページの集客手段を、検索からの集客、広告、地図検索とSNSの3つに分け、それぞれ費用のかかり方、成果までの時間、止めたあとに残るものが違うことを示した図
中小企業が同時に回せるのは、1つか2つまで

集客の手段は多く見えますが、中小企業が使うのは実質3つです。同時に回せるのは、1つか2つまでと考えてください。

手段 費用のかかり方 成果までの時間 止めたら
検索(SEO) 書く手間か外注費 長い 記事が残る
広告 表示やクリックに払う 短い 流入が止まる
地図検索とSNS 主に手間 業種による 投稿や情報は残る

どれを選ぶかは、予算と、結果が要る時期で決まります。

① 検索からの集客

検索から来てもらう手段です。費用は記事を書く手間か外注費で、検索結果への掲載そのものにお金はかかりません。積み上げた記事は、止めても残ります。

ただし、成果が出るまでに時間がかかるのが弱点です。Googleも、変更が検索結果に反映されるまで、数時間から数か月かかると説明しています。

当サイトも記事を積み上げている最中で、評価を待っている段階です。

② 広告

費用を払って、検索結果やほかのサイトに表示する手段です。出した日から人が来るのが、ほかの手段にない強みです。

反対に、止めればその日から流入がなくなります。資産は残らず、払い続けることが前提の手段です。

1日に使う予算は自分で決められるため、少ない金額から試せます。どの語で問い合わせが来るかを早く確かめたいときに向いています。

③ 地図検索とSNS

店舗や地域に根ざした事業なら、Googleビジネスプロフィールを整えるのが効きます。地図検索に表示される仕組みで、登録は無料です。

営業時間、写真、サービスの内容を埋めるだけでも、表示のされ方が変わります。店舗を持たない事業でも、訪問先の地域を設定して使えます。

SNSが効くかどうかは、商材との相性次第です。写真で伝わる業種には向き、検討に時間がかかる法人向けの商材には向きにくい手段です。

集客の手段ごとに、成果が出るまでの時間が違う

集客の手段ごとに成果が出るまでの時間を時間の流れで比べ、広告は出した日から表示され、検索からの集客は記事が登録され評価されるまで時間がかかり、併用するなら広告で問い合わせを作りながら検索を育てることを示した図
時間の差を知らないと、検索からの集客を早く止めてしまう

3つの手段は、成果が出るまでの時間がまったく違います。この差を知らないと、検索からの集客を、成果が出る前に止めてしまいます。

結果が要る時期と、手段が成果を出すまでの時間を照らし合わせてください。時期が近いのに、時間のかかる手段だけを選ぶと、予算も気持ちも続きません。逆に時期に余裕があるなら、残るものを積み上げる手段を選べます。

広告はすぐに数字が出る

広告は、出した日から表示されます。表示回数やクリック数も翌日には確かめられるため、効果の判断が早い手段です。

どの語で問い合わせが来るかを短い期間で確かめられるのも、広告の強みです。問い合わせにつながった語は、そのまま検索からの集客で狙う語の候補になります。

ただし、確かめるだけの量を出せる予算は必要です。

検索からの集客は時間がかかる

記事を書いてから、検索結果に登録され、評価が定まるまでには時間がかかります。Googleは、変更の効果は数週間待ってから確かめるよう勧めています。

公開して数週間で「効果がない」と判断すると、育つ前に止めてしまいかねません。判断の時期は、始める前に決めておいてください。

途中は順位ではなく、表示回数が増えているかで進み具合を見ます。

併用するなら、広告で試して検索を育てる

予算に余裕があるなら、広告と検索からの集客の併用が現実的です。広告で今の問い合わせを作りながら、記事を並行して書いていきます。

検索からの流入が増えてきたら、広告の予算を下げられます。逆の順番で、検索だけで始めると、問い合わせの来ない期間を耐えなければなりません。その間に予算が尽きたり、判断が揺れて止めたりしがちです。

予算に合わせて集客の手段を選ぶ

予算に合わせた集客の手段の選び方として、予算が少ないときは1つに集中し、書く時間があるなら検索から、予算に余裕があれば広告と検索を組み合わせることを段階で示した図
予算を先に決めてから、手段を選ぶ

使える金額で、選べる手段が決まります。予算を先に決めてから、手段を選んでください。

予算の状況 選び方 考え方
ほとんどない 時間を使う手段 記事や地図検索を自社で進める
1つなら回せる 1つに集中する 分けずに数字が動く量を確保する
余裕がある 2つを組み合わせる 広告で今、検索で先をつくる

予算は、月ごとに使える額で考えます。数か月続けられる額にしておかないと、成果が出る前に止まってしまいます。

予算が少ないときは、1つに集中する

少ない予算を複数の手段に分けると、どれも動くだけの量に届きません。1つに寄せたほうが数字が動きます。

広告なら、表示回数が少なすぎると、効いているかどうかの判断もつきません。記事を外注するなら、本数が少なすぎて評価が積み上がりません。

1つで数字が動くのを確かめてから、次の手段を足してください。選ぶときは、結果が要る時期に間に合う手段かを優先します。

書く時間があるなら、検索から始める

記事を自社で書けるなら、お金をほとんどかけずに始められます。代わりに必要なのは、書く時間です。

当サイトの実測では、記事1本に調査から図の作成まで7時間かかりました。月に14時間を確保できれば、2本を書ける計算です。

書く時間が取れないなら、無理に検索を選ばず、広告に寄せるほうが数字は動きます。書く人を決め、予定表に時間を入れてから始めてください。

予算に余裕があれば、2つを組み合わせる

余裕があるなら、広告と検索の組み合わせが基本です。広告で問い合わせにつながる語を見つけ、その語で記事を書く流れにすると、無駄が減ります。

地域の客が中心なら、検索の代わりに地図検索を組み合わせても構いません。どの組み合わせでも、手段ごとに数字を分けて記録し、配分を見直してください。見直しは月に1回で足ります。

集客でやってはいけない3つの予算の使い方

集客でやってはいけない予算の使い方として、すべての手段に薄く配る、効果を測らずに続ける、制作で予算を使い切る、の3つを並べた図
3つとも、始める前に避けられる

失敗の仕方には型があります。次の3つは、始める前に避けられるものです。

どれも、予算が少ない会社ほど陥りやすい使い方です。限られたお金をどこに置くかを決めることが、集客の第一歩になります。始める前に3つと照らし合わせ、当てはまるものがあれば計画を組み直してください。

計画は、手段、月の予算、判断の時期の3つを1枚に書いておくと見直しやすくなります。

① すべての手段に薄く配る

予算を検索、広告、SNS、地図検索に均等に配る使い方が、最も結果が出ません。どの手段も動くだけの量に届かないためです。

さらに4つを同時に動かすと、何が効いたのかも分かりません。1つに寄せて数字を見てから、次を足してください。

足すときも、前の手段の数字が落ちていないかを確かめながら進めます。一度に足すのは、1つまでにしてください。

② 効果を測らずに続ける

広告を出しているのに、クリック数も問い合わせ数も見ていない、という状態はよくあります。測っていなければ、直しようがありません。

見るのは、アクセス数、問い合わせ数、広告を出しているならその費用の3つで足ります。表計算ソフトに月1行ずつ足していけば、数か月後には判断の材料になります。数字を見る日は、月初めの1日などに決めておいてください。

③ 制作で予算を使い切る

サイトを作ったところで予算を使い切り、集客に回す分が残らない。最も多いのが、この使い方です。

制作費を決めるときに、公開後の集客の予算も一緒に考えてください。作る費用を少し抑えてでも、公開後に人を連れてくる費用を残すほうが成果につながります。

見積を比べるときは、公開後に毎月かかる費用も足して判断します。

ホームページで集客できないことに関するよくある質問

SNSだけで集客できますか

商材によってはできます。写真で伝わる業種なら、SNSから問い合わせが来ることもあります。

ただし、アカウントが止まれば流入も止まるのが難点です。SNSの決まりが変わったときの影響も、直接受けます。自社のサイトを持たないままSNSだけに頼ると、危うさが1か所に集まります。SNSから自社のサイトへ人を流す形にしておくと安心です。

広告は、いくらから始められますか

Google 広告では、1日に使う予算を自分で決められます。少ない金額から試すこと自体はできます。

ただし、語によってクリックの単価が高い業種もあり、少なすぎる予算では表示が足りません。まず1か月試してクリックの単価を確かめ、足りなければ狙う語を絞ってください。語を絞ると、競合が減って単価も下がりやすくなります。

検索と広告、どちらを先に始めればいいですか

今すぐ問い合わせが必要なら広告、時間をかけて育てるなら検索です。両方できるなら、広告を先に始めて、検索からの集客を並行して育てます。

広告で問い合わせにつながった語は、記事で狙う語の候補になります。どちらを選ぶ場合も、判断する時期を先に決め、それまでは手段を変えずに続けてください。途中で迷ったら、結果が要る時期に立ち戻って考えます。

制作会社に「集客できるサイト」と言われたのに、人が来ません

まず、契約に公開後の集客の作業が含まれていたかを確かめてください。サイトを作っただけでは、人は来ません。

含まれていなかったなら、自社で集客の手段を1つ決めて始めます。含まれていたなら、何をどれだけしたのかを報告してもらい、数字で確かめてください。あわせて、問い合わせのフォームが正しく届いているかも見ておきます。

店舗がなくても、Googleビジネスプロフィールは使えますか

使えます。客先を訪問して仕事をする事業なら、店舗の住所を出さずに、対応する地域を設定して登録できます。

地図検索での見え方は業種や地域によって変わりますが、登録は無料です。営業時間やサービスの内容を正しく埋め、写真を足していくところから始めてください。サイトに書いている情報と食い違わないよう、表記もそろえておきます。

まとめ

ホームページは受け皿で、人を連れてくる手段は別に要ります。選べるのは、検索、広告、地図検索とSNSの3つです。

選び方は、予算と結果が要る時期で決まります。予算が少ないなら1つに集中し、薄く配る使い方や、制作で予算を使い切る使い方は避けてください。

まずは、月にいくら使えるかと、いつまでに結果が要るかを紙に書き出すところから始めます。

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