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SEOタイトルの付け方|書き換えられるという前提で作る

SEOタイトルの付け方|書き換えられるという前提で作る

「30字に収めたのに切れている」「書いた文と違う文が出ている!」と困っていませんか?

文字数の目安は調べれば出てきますが、そのとおりに書いても思ったとおりに表示されないのはよくある話です。

この記事では、タイトルが書き換えられる仕組みと、文字数と語順、公開後の確かめ方を解説します。

記事のタイトルで迷っている方が、文字数だけでなく、表示のされ方から判断できるようになります。

SEOタイトルは、そのまま表示されるとは限らない

Googleはtitle要素に問題がなければそのまま検索結果のタイトルリンクに使い、問題があると判断したときだけ、ページの中の別の文から選び直すという分かれ道を示した図
title要素は、材料の1つとして扱われる

title要素に書いた文が、検索結果にそのまま出るとは限りません。Googleは、検索結果に出す見出しを「タイトルリンク」と呼び、いくつかの材料から決めています。

大半の場合に使われるのは、title要素そのものです。ただし、title要素に問題があると判断されると、別の文に置き換えられます。この前提を知らないと、原因が分からないまま悩むことになりかねません。

Googleが使う材料

Googleが公式に挙げている材料は、次のとおりです。title要素は、その中の1つという位置づけです。

  • title要素の文
  • ページに大きく表示される主な見出し
  • h1などの見出し
  • og:titleの文
  • ほかのページからのリンクの文字

どの材料を使うかは、ページの内容にいちばん合っているものが選ばれます。決めるのはGoogleの仕組みで、書き手が指定することはできません。title要素とh1が大きく違うと、h1のほうが選ばれることもあります。

87%はそのまま使われる

2021年9月にGoogleが公開した説明では、title要素が使われる割合は約87%とされています。システムを直す前の割合は、約80%でした。

全部で使われないのは、2012年からtitle要素以外の文も使っているためと説明されています。大半はそのまま出るものの、1割ほどは変わりうるという前提で付けてください。書き換えは珍しいことではありません。

検索語ごとには変わらない

以前は、検索した言葉に合わせて表示が変わる仕組みがありました。2021年8月の変更で、検索語に合わせて変える方式は使われなくなっています。

今は、検索語に関係なく、そのページ全体に合う文が選ばれます。検索語ごとにタイトルを合わせ込む作業は、今では意味を持ちません。古い解説にはこの説明が残っているため、書かれた時期を確かめてから読んでください。

SEOタイトルが書き換えられる5つのきっかけ

Googleがtitle要素を使わずに別の文を選ぶきっかけとして、一部が空になっている、内容が古い、中身と合っていない、同じ定型文が並んでいる、メインのタイトルがはっきりしないという5つを並べた図
どれも、書き手の側で防げる

Googleが別の文を選ぶのは、title要素に問題があると判断したときです。公式の説明では、よく見られる問題がいくつか挙げられています。

その中から、日本語のサイトで起きやすい5つを取り上げます。どれも書き手の側で防げるものです。書き換えを嘆く前に、当てはまっていないかを見てください。1つでも当てはまれば、title要素を直す価値は十分にあります。

① 一部が空になっている

テンプレートで作っているサイトで、記事名の部分が空になり、「|サイト名」だけが残る状態です。タイトルを入れ忘れた下書きを、そのまま公開したときにも起きます。

この場合、Googleはページの見出しなどを探して補います。思わぬ文が出ていたら、title要素の中身をまず確かめてください。ブラウザのタブに出る文で、すぐに見分けられます。

② 内容が古い

毎年更新するページで、タイトルの年だけが古いまま残っている例です。本文の見出しは新しい年なのに、タイトルが去年のままになっています。

この食い違いに気づいたGoogleが、見出しの側の年を使う例もあるほどです。年を入れるなら、更新のたびに必ず直す必要があります。直す手間をかけられないなら、年を入れないほうが安全です。

③ 中身と合っていない

タイトルで約束したことが、本文に書かれていない場合です。クリックを増やそうとして、中身より大きく見せたタイトルで起こります。

本文にない話を、タイトルに書かないことが基本です。誇張したタイトルは置き換えられやすいうえに、開いた読者をがっかりさせて帰してしまう原因にもなります。タイトルは、本文を書き終えてから見直すと食い違いに気づけます。

④ 同じ定型文が並んでいる

一覧ページなどで、ページ番号だけが違う同じ文のタイトルが並ぶ例です。どのページも同じに見えるため、Googleが区別のつく文に置き換えることがあります。

記事のタイトルの後ろに、毎回同じ長い宣伝文を付けている場合も注意が要ります。どのページにも付く文は、短く1つにまとめてください。サイト名だけなら、区切りの記号の後ろに置く形で十分です。

⑤ メインのタイトルがはっきりしない

ページの中に大きな見出しが複数あり、どれが主役か分からない状態です。h1が2つある、目立つ文字の装飾が見出しより大きい、といった形で起こります。

ページの主題を表す見出しは、1つにまとめます。title要素とh1を同じ主題の文にしておけば、どちらが選ばれても大きくはずれません。同じ語を何度も並べる詰め込みも、置き換えのきっかけになるため避けてください。

SEOタイトルの文字数の考え方

検索結果のタイトルは画面の幅で途中から切れることがあり、狙う言葉を前半に置いた並びなら切れても意味が通るが、後半に主題を置いた並びでは切れたときに意味が通らなくなることを比べた図
字数より、切れたときに何が残るか

Googleは、タイトルの文字数の上限を公表していません。公式の説明にあるのは、不必要に長くしたり、余計な情報を入れたりしないという助言だけです。

よく言われる30字前後という数字は、検索結果で切れずに出やすい幅から来た経験則です。Googleの基準ではないため、1字でも超えたら駄目というものではありません。

切れても意味が通る並びにする

大切なのは、字数を守ることより、切れたときに何が残るかです。前半だけで中身が伝われば、後半が切れても困りません。

逆に、後半に主題を置くと、切れたときに意味が通らなくなります。切れる位置を考えて、狙う言葉は前半に入れてください。後半には、切れても惜しくない補足を置くのが基本です。前半だけ読んで、何の記事かが分かる形が理想です。

実際の表示で確かめる

字数を数えるより、実際に検索して見るほうが確実です。同じ字数でも、使う文字の幅によって切れる位置が変わります。全角の英数字や記号が多いと、字数のわりに早く切れることもあります。

パソコンとスマホの両方で確かめてください。片方だけを見て判断すると、もう片方で切れていることがあります。スマホでは文字が折り返して表示され、パソコンとは見え方がかなり違います。

SEOタイトルの語順と、変えたあとの作業

SEOタイトルは区切りの記号の前半に狙う言葉、後半にほかの記事との違いを置く形にし、タイトルを変えたときはサイト内のほかの記事に残る古いリンクの文字もまとめて直すことを示した図
前半に狙う言葉、後半に違い

タイトルは、前半と後半で役目を分けます。前半に狙う言葉、後半にほかの記事との違いを置く形です。

当サイトの記事は、すべて「狙う言葉|違いを示す切り口」という並びにしています。この記事なら、前半の「SEOタイトルの付け方」が主題で、後半がほかとの違いにあたります。形をそろえると、記事を増やしても付け方に迷いません。

後半に何を書くか

上位10件と同じ中身なら、選ばれる理由がありません。ほかが書いていない切り口を、後半に置きます。

「やらなくていいこと」「確かめる順番」「続かない原因」のように、読者の迷いに答える言葉が向いています。後半の言葉は、本文で実際に答えている内容から取ってください。約束だけのタイトルは、③の食い違いにつながります。

SEOタイトルの区切り記号は1つに絞る

括弧や記号は目を引きますが、多く使うと読みにくくなります。区切りは1つに絞るのが基本です。区切りが2つ以上あると、どこが主題か分かりにくくなるためです。

Googleの公式の案内でも、サイト名は区切り文字で本文から分けるよう示されています。例として、ハイフン、コロン、縦線が挙げられています。どの記号を選ぶかより、1つのタイトルの中で区切りを1か所にとどめることが大切です。

当サイトでは、全角の縦線「|」だけを使っています。装飾を増やすより、後半の言葉を具体的にするほうが効きます。墨付きの括弧や星の記号を並べると、宣伝文のように見えて敬遠されかねません。

変えたら、ほかの記事のリンクも直す

タイトルを変えると、ほかの記事から張っているリンクの文字が古いまま残ります。当サイトでは、リンクの文字に記事の正式なタイトルを使っているためです。

実際に、ある記事のタイトルを変えたとき、13本の記事に古い表記が残っていました(当サイトの実測)。タイトルの変更は、その記事だけの作業では終わりません。サイト内を検索して、まとめて置き換えてください。

SEOタイトルを付けたあとに確かめること

タイトルを付けて公開したら、実際に検索してパソコンとスマホで表示を見比べ、書いた文と違えば5つのきっかけに当てはまらないかを確かめて直し、再クロールされてから反映を確かめるという流れを示した図
公開したら、検索して見比べる

公開したら、実際に検索して表示を確かめます。書いた文と違っていれば、5つのきっかけのどれかに当てはまっていないかを見てください。

Search ConsoleのURL検査でも、Googleが取得した内容は確かめられます。ただし、検索結果でどう表示されるかは、実際に検索して見るのがいちばん確実です。画面で見た印象は、字数を数えるより多くのことを教えてくれます。

表示を見比べる

記事のタイトルの前半をそのまま検索し、自分の記事を探します。見つからなければ、サイト名と組み合わせて検索してください。

出てきた見出しを、書いたtitle要素と1字ずつ見比べます。違っていたら、見出しのどこから取られたかを探すと、置き換えの理由が分かることが多いものです。パソコンとスマホの両方で見ておきます。

直したあとの反映

タイトルを直しても、検索結果にはすぐには反映されません。Googleがページを読み直すのを待つ必要があります。反映を急ぐあまり、何度も直すのは逆効果です。

読み直しの時期は、ページによって数日から数週間とまちまちです。URL検査から登録をリクエストすると、読み直しを促せます。何度送っても早くはならないため、1回送ったら待ってください。

SEOタイトルに関するよくある質問

タイトルは何文字が正解ですか

決まった正解はありません。Googleは文字数の上限を公表しておらず、30字前後はあくまで経験則です。

字数より、前半だけで中身が伝わるかを優先してください。長くなっても、狙う言葉が前半にあれば、切れたときに困りません。迷ったら、実際に検索してパソコンとスマホの両方で表示を見比べます。社内の誰が見ても同じ記事を思い浮かべる文なら、字数は気にしすぎなくて大丈夫です。

書き換えられたら、順位に影響しますか

書き換えそのものが、順位を下げるとは説明されていません。表示される文が変わるだけです。

ただし、別の文が出ると、クリックされる割合が変わることはあります。意図した文を出したいなら、5つのきっかけに当てはまっていないかを確かめてください。書き換えられた文のほうが分かりやすい場合は、その文を参考にtitle要素を直すのも手です。

h1とタイトルは同じでいいですか

同じでも構いません。同じ主題の文にしておけば、どちらが選ばれても大きくはずれません。

ただし、h1はページの中で読まれる見出しで、タイトルは検索結果で読まれる見出しです。読まれる場所が違うため、タイトルでは狙う言葉を前に出します。h1は、読みやすさを優先して変えてもかまいません。主題が同じであることだけは守ってください。

タイトルに年を入れたほうがいいですか

毎年更新するページなら、入れる意味があります。いつの情報かが一目で伝わるためです。

ただし、更新のときに必ず書き換える必要があります。古い年が残っていると、書き換えのきっかけになるうえ、読者にも古い記事だと受け取られます。更新の予定がないページには、入れないほうが安全です。年の代わりに、本文の冒頭に更新した日を書く方法もあります。

WordPressでは、どこでタイトルを設定しますか

多くの場合、投稿の編集画面で入れた記事のタイトルが、そのままtitle要素に使われます。テーマやSEOのプラグインで、別のタイトルを設定できる場合もあります。

設定したら、公開したページでブラウザのタブに出る文を確かめてください。サイト名が2回付いていたり、記事名が空になっていたりすることがあります。テーマを替えたときも、同じように確かめておくと安心です。

まとめ

title要素の文は多くの場合そのまま使われますが、問題があると別の文に置き換えられます。きっかけは、空、古い年、中身との食い違い、定型文、主役のはっきりしない見出しです。

文字数に公式の上限はなく、切れても意味が通るように、狙う言葉を前半に置きます。後半にはほかの記事との違いを書き、タイトルを変えたらサイト内のリンクの文字もまとめて直してください。

まずは自分の記事を検索し、書いた文がそのまま出ているかを見比べてください。

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