ホームページを公開したらやること|制作会社がやったか確認する5項目

「ホームページが完成したのに検索に出ない」「公開後に何をすればいいの!」と困っていませんか?
公開の翌日に出てこないのは、多くの場合は正常です。ただし、設定の外し忘れなら、待っても出てきません。
この記事では、制作会社がやったか確認する5項目と、公開後1か月の進め方を解説します。
ホームページを作ってもらった方が、何が済んでいて何が残っているかを確かめられるようになります。
ホームページは、公開してもすぐには検索に出ない

Googleは、申請を受けてページを載せるわけではありません。クローラーがリンクをたどってページを見つけ、内容を読んで登録します。
新しいサイトは、ほかのサイトからのリンクがまだ少ない状態です。そのため、検索に出るまでに数日から数週間かかるのは普通のことです。1週間出てこないだけで異常と決めつけると、要らない作業を増やしてしまいます。
site:検索で、登録されているかを見る
検索窓に「site:」と自社のドメインを入れると、登録されているページが表示されます。会社名で出ないと心配する前に、まずこちらを見てください。
ここに1件も出ないなら、まだ見つかっていないか、設定に問題があります。登録されているかどうかと、何番目に出るかは別の話です。登録されていれば、順位は時間をかけて決まっていきます。
待ってよい場合と、待っても出ない場合
公開から日が浅く、設定に問題がなければ、待てば出てきます。この間に、慌てて何度も申請し直す必要はありません。
一方で、検索避けの設定が残っていると、何週間待っても出てきません。待つ前に設定を確かめることが、遠回りを防ぐ近道です。確かめる項目は、次の5つにまとまります。待つ間は、今あるページの中身を見直す時間に使ってください。
制作会社がやったか確認する5項目

公開した直後に確かめるのは、待っても直らない設定です。どれも、制作の途中で使った設定の戻し忘れや、引き渡しの漏れから起こります。
制作会社に任せたからといって、すべてが済んでいるとは限りません。次の5つを、自分の目で1つずつ確かめてください。分からない項目は、制作会社に済んでいるかを聞いて構いません。
① 検索避けの設定が外れているか
制作中は、作りかけのページが検索に出ないよう、検索避けの設定をします。この解除を忘れたまま公開されるのが、最も多い事故です。
WordPressでは、表示設定の中に検索避けの項目があります。ここにチェックが入ったままなら、何週間待っても出てきません。見つけたら、すぐに外してください。外したあとは、site:検索で登録が進むかを数日おきに見ます。
② robots.txtで全体を止めていないか
robots.txtで、サイト全体の巡回を止めている場合も同じことが起きます。アドレスの後ろに「/robots.txt」を付けて開いてください。「Disallow: /」の1行だけが書かれていたら要注意です。
Googleは、検索結果に出さないための手段としてrobots.txtを使わないよう案内しています。出したくないページには、noindexを使うのが正しい方法です。制作会社の設定がこのとおりになっているかを確かめます。
③ httpからhttpsへ転送されるか
httpとhttpsの両方でページが開ける状態は、同じ内容が2つのURLにあることになります。古いサイトが残っていて、新旧の両方が見える場合も同じです。
「http://」から始まるアドレスを入れ、自動で切り替わるかを試してください。切り替わらないなら、転送の設定がされていません。古いサイトから引っ越した場合は、古いURLを開いて新しいURLへ移るかも見ておきます。
④ Search Consoleに登録され、権限があるか
Search Consoleは、Googleが無料で出している管理画面です。検索結果での見え方や、問題が起きたときの知らせはここに届きます。
制作会社のアカウントだけで登録されていると、自社では見られません。自社のアカウントにも権限を分けてもらってください。契約が終わったあとも、自社で見られる状態にしておくことが大切です。
⑤ 問い合わせフォームが届くか
見落とされがちですが、最も事業に響く項目です。公開したら、自分で1度、問い合わせフォームから送ってみてください。
当サイトでは、問い合わせフォームに送信の処理が入っていない状態で公開していた時期がありました。ページ内の16か所のボタンすべてが、その動かないフォームを指していました。届いたメールの件名や送り先も、見落とさない形になっているかを確かめます。
サイトマップは、すべてのサイトに必要なわけではない

「サイトマップを送信しました」が、作業の成果として報告されることがあります。Googleの公式の説明は、必要ない場合があるとはっきり書いています。
ただし、必要になる場合の記述もある点に注意が必要です。自社のサイトがどちらに当たるかで判断してください。どちらの場合も、送れば必ず載るという性質のものではありません。
必要ない場合と、役立つ場合
公式の説明では、ページ数がおよそ500以下を小さなサイトとしています。小さなサイトで、内部リンクが重要なページを網羅していれば、必要ない可能性があります。中小の会社のサイトの多くは、この条件の内側です。
一方で、新しく外部からのリンクが少ないサイトでは、必要になることがあるとも書かれています。サイトマップに入れても、登録が保証されるわけではない点も明記されています。
WordPressなら、すでに用意されていることが多い
WordPressなどの仕組みを使っている場合、サイトマップがすでに用意されていることが多くあります。追加の費用を払って作ってもらう項目ではない場合もあります。
当サイトは、記事を14本公開するまで、サイトマップを一度も送信していませんでした。それでも、内部リンクをたどって大半が登録されていました(当サイトの実測)。見積書に単独の作業として並んでいたら、すでにないかを先に確かめてください。
- 参考:サイトマップについて
Search Consoleで見えるようになるもの

Search Consoleに登録すると、検索結果での自社の見え方が数字で分かるようになります。アクセス解析では見られない、サイトに来る前の数字です。
ただし、登録しただけで順位が上がるわけではありません。見えるようにする手続きだと考えてください。登録していないサイトが、検索結果から外されることもありません。
登録しないと見えない数字
どの検索語で何回表示され、何回クリックされ、平均で何番目に出ていたか。この3つは、Search Consoleでしか分かりません。
数字がそろうと、どのページを直せば効くかを判断できます。表示は多いのにクリックが少ないなら、タイトルや説明文を見直す番です。公開した直後は数字が少ないため、判断は1か月ほど待ってからにします。
問題が起きたときの窓口になる
Search Consoleには、ページが登録されない理由や、セキュリティの問題の知らせも届きます。問題に気づける、ほぼ唯一の窓口です。
知らせはメールでも届くため、受け取るアドレスを自社のものにしておいてください。制作会社にしか届かない設定だと、問題が起きても気づくのが遅れます。知らせが届いたら、内容を制作会社にも共有してください。
ホームページの公開後1か月でやること

公開した直後にやることは、5項目の確認だけです。この段階で毎日開く画面はなく、数字を見るのはもっと後になります。
焦って記事を増やしたり、設定をいじったりする必要はありません。待つ期間と見る時期を決めておくと、余計な作業を減らせます。公開日をカレンダーに書き、1か月後に見る予定を入れておいてください。
最初の2週間は、数字を見ない
登録が進んでいない段階では、表示もクリックもほとんど記録されません。この時期に毎日順位を確かめても、判断する材料が足りないだけです。
やることがあるとすれば、ページを増やすより、今あるページの中身を厚くすることです。お客さまからよく聞かれる質問の答えを、サービスのページに足すところから始めてください。
1か月後に見る画面
1か月ほどたったら、Search Consoleの検索パフォーマンスを開いてください。どの検索語で表示されているかを見て、狙っていた語と合っているかを確かめます。
ずれているなら、記事を増やす前に、今あるページの見出しを直すほうが早く効きます。順位が付き始めたページから手を入れる形です。当サイトも、書く記事は公開後にたまった実際の数字を見てから決めました。
ホームページを公開したらやることに関するよくある質問
会社名で検索しても出てきません
公開して日が浅いなら、まだ登録されていない可能性があります。site:検索で、自社のページが1件でも出るかを見てください。
1件も出ないまま2週間以上たっているなら、検索避けの設定やrobots.txtを確かめます。登録されているのに会社名で出ない場合は、同じ名前の会社が多いことも考えられます。会社名と地域名を組み合わせて検索してみてください。
インデックス登録をリクエストすれば、早く出ますか
Search ConsoleのURL検査から、登録をリクエストできます。ただし、送れば必ず載るわけではありません。
リクエストには1日の上限があり、何度送っても早くはなりません。大事なページを1回ずつ送ったら、あとは待ってください。当サイトも、リクエストの上限に実際に当たったことがあります。待つ間に、ほかのページからそのページへのリンクを足しておくと見つかりやすくなります。
サイトマップは、送らないとまずいですか
小さなサイトで内部リンクが行き届いていれば、送らなくても登録は進みます。当サイトも、送る前から大半の記事が登録されていました。
WordPressなら、サイトマップはすでに用意されていることが多いです。送る場合も、Search Consoleで一度送れば十分です。新しいページを足すたびに送り直す必要はありません。
公開したあと、制作会社に頼めることは何ですか
契約によります。文言の直し、写真の差し替え、ページの追加などが、保守の範囲に入っているかを確かめてください。契約書の保守の欄を、先に読み返しておきます。
範囲に入っていない作業は、そのつど費用がかかります。5項目の確認は、本来は公開の前に済ませておくべき作業です。済んでいない項目があれば、追加の費用ではなく直してもらえるかを相談してください。
アクセス解析も入れたほうがいいですか
入れておくと、サイトに来たあとの動きが分かります。Search Consoleが来る前の数字、アクセス解析が来たあとの数字という分担です。
入れる場合は、自社のアカウントで管理できるようにしてください。プライバシーポリシーに、アクセス解析を使っていることも書いておきます。入れただけで満足せず、月に1度は開いて問い合わせのページまで人が来ているかを見ます。
まとめ
ホームページは、公開してもすぐには検索に出ません。数日から数週間かかるのは普通ですが、待っても直らない設定もあります。
公開したら、検索避けの解除やhttpsへの転送など、5つの項目を確かめます。サイトマップは、小さなサイトなら送らなくても困りません。最初の2週間は数字を見ず、1か月後に検索パフォーマンスを開いてください。
まずは検索窓に「site:」と自社のドメインを入れ、何件出るかを数えてください。