ホームページを公開したらやること|制作会社がやったか確認する5項目

「ホームページが完成したのに、検索しても出てこない」「公開後に何をすればいいのか誰も教えてくれない!」と困っていませんか?
公開の翌日に検索して出てこないのは、多くの場合は正常です。ただし設定の外し忘れなら、待っても一生出てきません。
この記事では、検索に出るまでの流れ、Search Consoleで見えるようになるもの、サイトマップが必要ないケース、公開直後に起きる4つの事故、そして公開後1か月の進め方までを解説します。
制作会社にホームページを作ってもらった事業者の方が、何が済んでいて何が残っているかを確認できるようになります。
公開したらやること|すぐには検索に出ない

Googleは申請を受けて掲載するのではなく、クローラーがリンクをたどってページを見つけます。申請すれば載るものではなく、公開した瞬間に反映される仕組みでもありません。
検出されるまでの時間
新しく公開したサイトは、外部からのリンクがまだ少ない状態です。公式ドキュメントにも、クローラーは以前にクロールしたページにあるURLをたどるため、他サイトからのリンクがないページは検出されないことがあると書かれています。
そのため、数日から数週間かかるのが普通です。1週間出てこないだけで異常だと判断すると、必要のない作業を増やすことになります。
site: 検索で確かめる
検索窓に「site:」に続けて自社のドメインを入れると、そのサイトのうち登録されているページが表示されます。ここに1件も出ないなら、まだ検出されていないか、後述の設定が原因です。
会社名で検索して出ないことを心配する方が多いのですが、先に見るべきはこちらです。登録されているかどうかと、何番目に出るかは別の話です。
公開後にSearch Consoleで見えるようになるもの

Search ConsoleはGoogleが無料で提供している管理画面です。登録しておくと、検索結果での自社の見え方が数字で分かります。
登録しないと見えない数字
どの検索語で何回表示され、何回クリックされ、平均で何番目に出ていたか。この3つは、ここでしか分かりません。アクセス解析はサイトに来た後の動きを見るもので、来る前の数字は扱っていません。
この数字が揃うと、どの記事を直せば効くかが判断できます。表示は多いのにクリックが少ないなら、タイトルや説明文を見直す番です。
登録しても順位は変わらない
誤解されやすい点です。登録は順位を上げる手続きではなく、見えるようにするだけです。登録していないサイトが検索結果から除かれるわけでもありません。
それでも登録は必要です。問題が起きたときに気づける唯一の窓口だからです。制作会社が登録済みの場合は、権限を分けてもらってください。
サイトマップは、すべてのサイトに必要なわけではない

「サイトマップを送信しました」を作業成果として報告されることがあります。ただしGoogleの公式ドキュメントは、必要ない場合があるとはっきり書いています。
公式が示す「必要ない場合」
公式には、ページ数がおよそ500以下なら小さいサイトとみなすこと、内部リンクですべての重要なページに辿り着けるならサイトマップが必要ない可能性があることが挙げられています。中小事業者のサイトは、ほぼここに当てはまります。
もうひとつ書かれているのは、サイトマップに入れてもクロールと登録が保証されるわけではないという点です。送信すれば載るという性質のものではありません。
WordPressなら用意されていることが多い
公式ドキュメントには、WordPressなどのCMSを使っている場合、検索エンジンが利用できるサイトマップがすでに用意されていることが多く、何もする必要がないと書かれています。
つまり、追加の費用を払って作ってもらう項目ではない場合があります。見積書に単独の作業として並んでいるなら、すでに存在していないかを先に確認します。
- 参考:サイトマップの作成と送信
公開直後に起きる4つの事故

ここからが本題です。待てば出るものと、待っても出ないものを分ける必要があります。
テスト中のnoindexが残っている
制作中は、未完成のページが検索に出ないよう検索避けの設定をします。この解除を忘れたまま公開されるのが、最も多い事故です。
WordPressなら設定画面の表示設定に該当の項目があります。チェックが入ったままなら、何週間待っても出てきません。
robots.txtで全体を止めている
robots.txtでサイト全体のクロールを止めている場合も、同じことが起きます。ただし性質が違うため、対処も変わります。
公式ドキュメントは、登録を防ぐ手段としてrobots.txtを使ってはいけないと明記しています。代わりにnoindexを使うか、ログインを必須にするよう書かれています。制作会社の設定がこの通りになっているかを見てください。
httpのまま、リダイレクトがない
httpとhttpsの両方でページが開ける状態は、同じ内容が2つのURLに存在していることになります。旧サイトが残っていて、新旧の両方が見えている場合も同様です。
公式は、ページを恒久的に移す場合は301リダイレクトを実装するよう案内しています。古いURLを開いて、新しいURLへ切り替わるかを確認します。切り替わらないなら未設定です。
公開後1か月でやること

公開直後にやることは、設定の確認だけです。この段階で開く画面はなく、数字を見るのはもっと後になります。
最初の2週間は数字を見ない
登録が進んでいない段階では、表示回数もクリックもほとんど記録されません。この時期に毎日順位を確認しても、判断する材料が溜まっていないだけです。
やることがあるとすれば、ページを増やすことよりも、既にあるページの中身を厚くすることです。
1か月後に見る画面
1か月ほど経ったら、Search Consoleの検索パフォーマンスを開きます。どの検索語で表示されているかを見て、狙っていた語と一致しているかを確かめます。
ずれているなら、記事を増やす前に既存ページの見出しを直すほうが早く効きます。順位が付き始めたページから手を入れる形です。
まとめ
公開してすぐ検索に出ないのは通常の流れで、数日から数週間かかります。ただしnoindexの残りやrobots.txtでの停止は、待っても解消しません。まず site: 検索で登録の有無を確かめ、1件も出ないなら設定を疑う順番になります。
サイトマップは全サイトに必要なものではありません。公式は、およそ500ページ以下で内部リンクが行き届いていれば必要ない可能性があるとし、CMSを使っていれば既に用意されていることが多いとも書いています。
ちなみにこのサイトも、公開直後は表示回数がほとんど記録されない期間がありました。書く記事を決めたのは、その後に溜まった実データを見てからです。感覚で順番を決めなかったことが、無駄な記事を減らしています。
まずは検索窓に site: と自社のドメインを入れて、何件出るかを数えるところから始まります。0件なら、記事を書くより先に設定を見る段階です。


