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SEO対策を自分でやる手順|最初にやることと、時間を使わなくていいこと

SEO対策を自分でやる手順|最初にやることと、時間を使わなくていいこと

「SEOは自分でもできる?」「何から手をつければいいの!」と迷っていませんか?

やり方を調べても項目が多すぎて、どこから始めて何を省けばよいかが分かりません。

この記事では、最初にやる点検、記事の書き方、時間を使わなくていいこと、必要な時間を解説します。

社内でSEOを進めたい中小企業の方が、限られた時間で何から手をつけるかを決められるようになります。

SEO対策は、文章と管理画面の作業なら自分でできる

記事の執筆、タイトルと見出しの見直し、Search Consoleでの確認は自分ででき、サーバーの設定、リダイレクト、構造化データの実装は依頼したほうが安全なことを2列で比べた図
分け方の基準は、サーバーやテーマのファイルに触れるかどうか

SEO対策のうち、文章を書く作業と管理画面での確認は自分でできます。分け方の基準は、サーバーやテーマのファイルに触れるかどうかです。

Googleの公式スターターガイドも、自分で取り組む人に向けて書かれています。専門家への依頼を勧めているのは、急いでいる場合や詳しく知る時間がない場合です。

迷ったら、作業のあとに元へ戻せるかで判断します。書き直せる作業は自分で、戻し方が分からない作業は依頼する、と考えれば線を引けます。

自分でできる作業

記事の執筆、タイトルと見出しの見直し、Search Consoleでの確認は自分でできます。商品やお客さんを一番知っているのは自社なので、外注するより内容が具体的になります。

どれも、WordPressなどの管理画面とブラウザだけで完結する作業です。失敗しても、書き直せば元に戻せます。

具体的には、次の3つが中心です。

  • 記事の追加と書き直し
  • タイトルと説明文の修正
  • Search Consoleでの登録状況と表示回数の確認

依頼したほうが安全な作業

サーバーの設定、リダイレクト、構造化データの実装は、触ったことがなければ依頼してください。設定を1つ誤ると、ページが検索結果から外れることがあります。

一度整えれば毎月やる作業ではないため、1回の依頼で済みます。線引きの詳細は、テクニカルSEOで自分でできる範囲を参考にしてください。

依頼するときは、作業のあとに何を確かめればよいかも聞いておきます。

必要なのは知識より時間

記事を書くこと自体に、特別な知識はほとんど要りません。難しいのは続けることで、1本目は書けても時間を確保できずに止まりがちです。

当サイトも記事0本から始め、最初に決めたのは本数ではなく1本にかける時間でした。

週に何時間を記事に使うかを、先に予定表へ入れてください。空いた時間に書こうとすると、本業が忙しい週に止まります。

自分でやるSEOは、既存ページの点検から始める3つ

検索に載っているか、タイトルと見出しに狙う言葉が入っているか、見出しの直後に答えがあるかの3つを、既存ページで順に確かめるチェックリストの図
新しく書く前に、今あるページを直すほうが早い

新しい記事を書く前に、今あるページの点検から始めてください。すでに表示されているページを直すほうが、ゼロから書くより短い時間で済みます。

点検は、問い合わせにつながる主要なページから順に進めます。トップページ、サービス紹介、料金、会社概要の4つが目安です。次の3つを、上から順に1ページずつ確かめていきます。

① 検索に載っているかを確かめる

Search ConsoleのURL検査に、主要なページのURLを入れます。登録されていないページは、内容を直しても検索結果に出ません。

登録されていない場合の見方は、記事がインデックスされない原因で扱っています。

結果が「URL は Google に登録されています」なら、次の確認へ進みます。登録されていなければ、原因を調べるのが先です。

② タイトルと見出しに、狙う言葉が入っているか

タイトルの前半に、そのページで狙う言葉が入っているかを確かめます。見出しにも、自然な形で1回入っていれば足ります。

同じ語を何度も詰め込むと、スパムポリシーに触れることもあるので注意が必要です。タイトルの付け方は、SEOタイトルの付け方にまとめました。

読んで不自然になるなら、見出しに無理に入れなくて構いません。

③ 見出しの直後に答えがあるか

各見出しの直後の1〜2文で、その見出しの答えを言い切っているかを見ます。前置きから入っていれば、答えを先に書き、理由を後ろに回すだけで直せます。

この並べ替えは文章量が変わらないので、1ページずつ短い時間で進められるのが利点です。

直す前後で、見出しの数は変えなくて構いません。変えるのは、各見出しの最初の1文だけです。

新しい記事を自分で書く4つの手順

問い合わせにつながる語を決め、上位の記事を読んで書かれていない点を探し、見出しを先に並べ、答えを先に書くという、記事を書く4つの手順を示した図
書き始める前の3つで、書き直しが減る

新しい記事は、書き始める前の準備で出来が決まります。いきなり書き始めると、書いたあとで構成を変えることになり、時間を無駄にします。

当サイトの計測では、記事1本の調査と構成に合わせて2時間かかっていました。ここを削ると、そのぶん執筆の3時間が延びていきます。準備の時間は、書く時間と別に削らず確保してください。

① 問い合わせにつながる語を決める

狙う語は、業界の用語ではなくお客さんが実際に検索する言葉から選びます。「地域名と業種」や「業種と費用」のように、検討している人が使う組み合わせです。

迷ったら、その語で検索してみてください。同業の会社が上位に並ぶ語なら、発注を考えている人が見ています。

語は1記事に1つに絞ってください。複数の語を1本で狙えば、どの読者への答えも浅くなるためです。

② 上位の記事を読み、書かれていない点を探す

狙う語で検索し、上位の記事を開いて見出しを書き出します。どの記事も触れている論点は、読者が必ず知りたいことです。

同時に、どの記事も書いていない点を探します。自社の事例や実際に試した結果など、ほかが書けない内容が差になります。

書き出した見出しは、表計算ソフトに記事ごと1列で並べてください。共通する論点と抜けている論点が、ひと目で分かるようになります。

③ 見出しを先に並べる

本文を書く前に、h2とh3の見出しだけを並べます。構成の段階なら、順番の入れ替えに時間はかかりません。

各見出しに何を書くかを1行ずつメモしておくと、書く段階で手が止まりにくくなります。

並べ終えたら、見出しだけを上から読んでください。見出しだけで記事の要点が伝われば、構成はできています。ここで順番を入れ替えておけば、書いたあとの手戻りがありません。

④ 答えを先に書き、理由を後ろに回す

各見出しの直後に答えを置き、その後に理由と具体例を続けます。1つの段落に1つの論点だけを書くと、読み飛ばされにくくなります。

文字数は目標にしないでください。Googleも、決まった文字数はないと明記しています。

具体例には、自社の数字や実際の問い合わせ内容を使います。どこかで読んだ一般論より、読者の判断材料になるためです。

自分でやるSEOで、時間を使わなくていい5つのこと

メタキーワードの設定、文字数の目標、見出しの順番を厳密にそろえること、ドメイン名にキーワードを入れること、被リンクを買うことの5つは、自分でやるSEOで時間を使わなくてよいことを示した図
Googleが公式に、効果がないか違反だとしているもの

自分でやるSEOでは、時間を使わなくていいことを先に知っておくと遠回りが減ります。次の5つは、Googleが公式ガイドで効果がない、または違反にあたるとしているものです。

どれも、古い解説記事や設定画面の入力欄を見て手を付けやすいものです。浮いた時間は、既存ページの点検や新しい記事を書く作業に回してください。

① メタキーワードの設定

Google検索は、キーワードのメタタグを使っていません。設定画面に入力欄があっても、空欄のままで問題ありません。

Googleは2009年の時点で、この情報を順位に使っていないと公式ブログで説明しています。テーマやプラグインに入力欄が残っていても、埋めて順位が変わることはありません。入力に使う時間は、タイトルの見直しに回します。

② 文字数の目標

Googleは、検索で上位に出るための決まった文字数はないとしています。文字数を増やすために言い換えを足すと、かえって読まれなくなります。

見るべきなのは、読者の疑問に答え切れているかです。上位の記事が長いのは、答える論点が多いからです。答え切れたら、短くても書き終えて構いません。書き終えたら、上位の記事にあって自分の記事にない論点がないかだけを確かめれば十分です。

③ 見出しの順番を厳密にそろえること

h2やh3の見出しが順番どおりでなくても、Google検索では問題にならないとされています。読みやすさのために整えるのは構いませんが、点検に時間をかける必要はありません。

点検の時間は、見出しの直後に答えがあるかの確認に使ってください。見出しの階層は、読者が目次として追えれば十分で、細かい順番まで整える必要はありません。

④ ドメイン名にキーワードを入れること

ドメイン名にキーワードを入れても、順位への効果はほとんどないとGoogleは説明しています。今のドメインを変える理由にはなりません。

ドメインを変えると、それまでの評価を新しいドメインへ移す作業が要ります。リダイレクトの設定を誤ると、順位を大きく落とすこともあります。新しく取るなら、社名や屋号など覚えやすい名前を優先してください。

⑤ 被リンクを買うこと

順位を上げる目的でリンクを売買することは、スパムポリシーで禁止されています。被リンクは、取引先や業界団体からの紹介のように、自然に増えるものだけを受け取ってください。

「被リンク何本で月額いくら」という営業の電話やメールは、断って構いません。違反と判断されると、順位が下がったり検索結果から外れたりします。

自分でやるSEOに必要な時間と、続けられる本数

月に記事へ使える時間を、1本にかかる時間で割ると、続けられる本数が出ることを示した式の図
本数を先に決めず、時間から逆算する

自分でやるSEOは、先に時間を決めて、そこに収まる本数にします。本数を先に決めて時間を探すと、続きません。

記事に使う時間は、週単位で決めると守りやすくなります。毎週土曜の午前に3時間と決めれば、月に12時間ほどです。この時間を基準に、本数を割り出してください。平日に少しずつ書くより、まとまった時間を取るほうが調査から構成まで一気に進められます。

記事1本にかかる時間

当サイトで2026年8月に記事5本分の作業時間を測ると、1本あたり合計7時間でした。内訳は次のとおりです。

工程 時間 内容
調査 1時間 上位の記事を読み、見出しを書き出す
構成 1時間 見出しを並べ、書くことを決める
執筆 3時間 本文を書く
図解 2時間 図を4枚作る

図解を入れなければ、5時間ほどに収まります。慣れないうちは、この倍を見ておくと計画が崩れません。

月の本数は、使える時間から決める

月に記事へ使える時間を、1本にかかる時間で割ります。月14時間なら2本、7時間なら1本が目安です。

本数より、間を空けないことのほうが大切です。少なくても毎月続けると、書く速さが上がっていきます。

月の時間が7時間に届かない場合は、既存ページの書き直しだけを続けても構いません。新しい記事より短い時間で済み、効果も確かめやすい作業です。

効果を確かめるのは数週間後

Googleは、変更の効果は数週間待ってから確かめるよう勧めています。公開した翌日に順位を見ても、判断の材料になりません。

確認は月に1回、Search Consoleで表示回数と順位の推移を見れば足ります。

ページに手を入れたら、その日付をメモしておいてください。数週間後に推移を見るとき、どの変更が効いたのかを追えます。

SELF CHECK

社内でSEOに使える体制は、どれに近いですか。

自分でやるSEOが続かなくなる3つの原因

一度に多く始める、順位を毎日見る、完璧に書こうとするという続かなくなる3つの原因と、それぞれ少なく始める、月に1回だけ見る、7割で公開して直すという対処を並べた図
3つとも、始める前の決め方で避けられる

自分でやるSEOが止まる原因は、知識の不足ではなく始め方にあります。次の3つは、始める前に決めておけば避けられます。

どれも、やる気のある最初の月に起きやすいものです。始める前に自分の計画を紙に書き出し、次の3つと見比べてください。当てはまるものがあれば、その場で計画から外しておきます。外した分は、翌月以降に回せば足ります。

① 一度に多く始める

最初の意気込みで月8本と決めると、1か月目で止まりがちです。最初の月に書けた本数は、無理をした数だと考えてください。

少なく始めて、余裕があれば増やすほうが続きます。1本を仕上げてから次に進むと、数本目から書く型ができてきます。

最初の3か月は月1本から始め、書く時間が足りるかを確かめてください。足りると分かってから、2本目を加えれば十分です。

② 順位を毎日見る

順位は日々上下するため、毎日見ても動いた気がするだけで判断はできません。その時間を、次の記事に回してください。

記録はスプレッドシートで足ります。日付、語、順位、表示回数を月に1回書き込むだけで、変化が見えてきます。

見る日は、月初めの1日などに決めてください。それ以外の日に順位を開く理由がなくなり、書く時間を守れます。

③ 完璧に書こうとする

1本に10時間かけると、本業を持ちながらでは続きません。7割の出来で公開し、あとから直すほうが早く進みます。

公開して順位が付いてから、足りない部分が見えてきます。当サイトも、公開した記事にあとから加筆してきました。

公開前に見るのは、誤字と、見出しの直後に答えがあるかの2点だけです。それ以外の手直しは、公開したあとで構いません。

SEO対策を自分でやることに関するよくある質問

有料のツールや本は必要ですか

最初は要りません。Search Consoleと、Googleが公開している公式ガイドで足ります。

有料のツールが必要になる目安は、SEOツールは必要かで扱っています。

Search Consoleで分かるのは、どの語で表示されたか、何回クリックされたかです。自社サイトの改善には、この情報で足ります。競合を深く調べたくなった段階で、有料のツールを検討してください。

AIに記事を書かせてもいいですか

調べものや構成づくりに使うのは問題ありません。Googleも、生成AIをこうした用途に使うことを認めています。

ただし、付加価値のないページを大量に作ると、スパムポリシーに触れるおそれがあります。自社で試したことや案件の経験は、自分で書き足してください。

AIが書いた文章は、事実と違う箇所がないかを公開前に確かめます。

ホームページ作成ツールのサイトでも、自分でSEOはできますか

できます。見出しの見直しや記事の追加、Search Consoleでの確認は、作成ツールでも同じです。

ただし、ツールによっては細かい設定を変えられないことがあるので注意してください。後から移せるかも含めた選び方は、WordPressとノーコードツールの選び方で扱っています。

移せない場合に備え、記事の文章は手元にも保存しておきます。

どれくらいで効果が出ますか

期間は断定できません。記事が登録されて検索で評価されるまでの時間に加え、競合の状況によっても変わります。

3か月ほどは、表示回数が増えているかを月に1回確かめながら続けてください。

比べるときは、直前の3か月と同じ長さの期間を並べます。季節で問い合わせが増減する業種なら、前年の同じ月と比べるとずれが減ります。

途中から外注に切り替えてもいいですか

構いません。自分で書いた記事と記録は、外注先に渡す材料になります。

外注する作業を絞るほど、費用は抑えられます。料金の見方は、関連記事で整理しました。

切り替えるときは、どの作業を任せるかを先に決めてください。記事の執筆は自社に残し、技術面の点検だけを任せる形もあります。これまでの記録を渡せば、引き継ぎの時間も短くて済みます。

まとめ

文章を書く作業と管理画面での確認は、自分で進められます。既存ページの点検から始め、サーバーの設定だけを依頼してください。

メタキーワードや文字数の目標には、時間を使わなくて構いません。月に使える時間から本数を決め、7割で公開して直していきます。

まずは主要なページを1つURL検査にかけ、検索に載っているかを確かめるところから始まります。

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